大雪とメゾ・クライミット
今日は大雪(たいせつ)、 そのためか分からないけど寒かった。 最高気温は予報では10℃を超えたけど、 実際は結局10℃未満。 これではどうしても外出が億劫に。 頭が回らないこともあって、 無理せず午後遅めに畑へ。
未明から明け方の最低気温は2.5℃と冷え、 そのためか葡萄畑の雑草が一部枯れたけど、 実はまだ洋蘭は戸外に出したまま。 今のところ無事。
どうしてこんな無謀に見えることをしてるかというと、 近所で霜に弱いはずのブーゲンビレアの生垣があって、 しかもまだ開花中だから。 島原の海岸附近にはやはり無霜地帯があるようなのだ。
とは言っても一方で海のそばでも空き地では、 朝ホトケノザ等に霜が降りてたりする。 どうも局所的に温かい所と冷える所があるらしい。 蘭を置いてる家の裏庭は北風が遮られ、 庭木もあるので冷気が入りにくいのかも。
地形等の影響を受ける局所的な気候を葡萄栽培学ではメゾ・クライミット(meso-climate)と言うが、 メゾ・クライミットを選んだりコントロールしたりすることで、 葡萄以外の作物や植物も栽培や世話が容易になるかも。 霜が降りたり水道管が凍ったりする日以外は、 洋蘭を家の外に出して冬越しできるかも。