ヤマソービニオン4本目(信州駒ヶ原ヤマソービニオン平沢畑2010年)テースティングノート


久しぶりにヤマソービニオン4本目を試したので、
そのテースティングノートを紹介する。



今度のワインは信州駒ヶ原ヤマソービニオン平沢畑2010年。
720 ml入りの緑のボルドー風瓶入り。
本坊酒造信州ファクトリー製造、
長野県上伊那郡宮田村醸造。
長野県原産地呼称管理委員会認定。
品種は100%ヤマソービニオン。
アルコール度数12%。



ヤマソービニヨン平沢畑2010 20120328


表ラベル


ヤマソービニヨン平沢畑2010 201203282


裏ラベル




最初にコメントを書くと…お勧めできません。
安い山葡萄ワインのよう。
「平沢畑」は只の信州駒ヶ原ヤマソービニヨンの上級品で価格も200円ほど高め。平沢氏の畑(ネットで画像を見たらきれい)産の葡萄が使われているので期待していたが、全く期待外れでした。
このようなワインを頂くと日本の野生葡萄から良いワインが本当にできるのかと疑心暗鬼になりかねないので良くないが…



色について。
すみれからルビーで縁はピンク。クリア。
色に深みが無い。



におい(ノーズ)について。
結構強くてきれい。
アロマは複雑な方でミント、白胡椒、野生のベリー、ブラックベリー、カシス、黒オリーブ少々、シナモン、ナツメグ、プラムブランデー、すみれ、土っぽさやトーストが穏やかな西洋杉みたいなオークをバックにして感じられた。



味(パラット、palate)について。
アルコール感は中庸。
ボディはミディアム。
樽は十分。
酸は十分から十二分で新鮮。
タンニンは細かく穏やか。
苦味も穏やか。
辛口。
バランスは取れている。
フレーバーは比較的強い。
余韻はかなり短く楽しむには致命的。
フレーバーは複雑な方ではあるけどアロマに比べてずっと単純。
ブラックベリー、シナモン、生葉、ミント、ナツメグ、李、野生の葡萄や土っぽさが穏やかな焦がしたオークに支えられる。


ヤマブドウワイン(エーデルワインいわて山葡萄わいんNV)テースティングノート


10日ほど前
エーデルワイン・いわて山葡萄わいん(ノンヴィンテージ)を頂き、
テースティングノートを付けたので紹介する(レビュー同様…)。



このワインは品質を安定させるためノンヴィンテージにされているそうだが、
そのためもあってか値段も安く、
山葡萄ワインを初めて試したい方に勧められる。
他のワイナリーの山葡萄ワインに比べ葡萄がまだ青い印象を受けた。
スクリューキャップがワイン用(ステルヴィン等)で無いのも気になったけど、
コストと品質のバランスが上手に取られているのでかえって好印象を持った。
将来が楽しみ。



ブルーのボルドー風の500 ml瓶入りで5000本限定。
辛口のミディアム~フルボディでアルコール度数は11.5%。



色はルビーで縁は濃いピンクでクリア。



におい(ノーズ)は中庸から比較的強くてきれい。
アロマは複雑で、
分かりやすいとも言える芳香があって、
他にブラックベリー、ダークチェリー、フローラル、ムスク、李、薔薇、土っぽさ、トースト、生葉が西洋杉のようなオークをバックにして感じられ、
なめし革と白胡椒が段々強くなり、
後でチョコレートも現れた。



口に含むとアルコール感は低い~中庸。
樽は十分で新鮮な酸がたっぷり。
タンニンは細かくて穏やか。
苦味は穏やか~比較的穏やか。
フレーバーも複雑でブラックベリー、黒オリーブ少々、ブラックチェリー、シナモン、土っぽさ、フルーツケーキ、生葉、李、木苺、ほんのり肉っぽさ、(プレーンクラッカーのような)しょっぱさや白胡椒が穏やかな焦がしたオークをバックにして感じられた。


ヤマブドウワイン(くずまきワイン「レアリティー」2008年)テースティングノート


昨晩2本目のヤマブドウワインを頂いたのでテースティングノートを紹介する。
昨日うちでは「ワインの日」で、
両親と(欧州種の)ワイン--ちなみにギガル社のクローズ・エルミタージュ2003年--もしっかり楽しんだので、
へべれけで日記を書けなかったw



頂いたのはくずまきワインレアリティー2008年。
ヤマブドウワインらしく酸が強く、
実が均一に熟していない感じがあったけど発色が良く、
アロマはメルローを思わせるくらい複雑で、
課題はあるもののヤマブドウでも立派なワインが作れると改めて確信できた。




ヤマブドウ100%、辛口でミディアムからフルボディ。
720 mlの薄いオリーブ色のブルゴーニュ風瓶入り。
「テクニカル」コルク使用。



色は赤で縁はピンク。



におい(ノーズ)はかなり強い~強く、
酢のような揮発酸がややあるがきれい。
アロマが複雑で香り高さ(アロマティック)、ビート、ブラックベリー、黒オリーブ、チェリー、シナモン、土っぽさ、フルーツケーキ、爽快なハーブ、李、木苺、香辛料、ほんのりなめし革、肉、タバコの葉、西洋杉やトリュフが穏やかな焦げたオークをバックに感じられ、後に生野菜や生葉も現れた。



口に含むとタンニンは細かくて穏やか、苦味も穏やか。
フレーバーは結構複雑でビート、ほんのり黒オリーブ、チェリー、シナモン、李、木苺、土っぽさ、少々(プレーンクラッカーのような)しょっぱさ、ほんのり西洋杉が穏やかな焦げたオークを背景に感じられ、後に生野菜や生葉も現れた。



品質は前回紹介した山辺ワイナリーのワインの方がより良いけど、
品種改良や葡萄の栽培技術が進歩すればもっと立派なワインになるのでは。


ヤマブドウワイン(山辺ワイナリー山葡萄2009年)テースティングノート


あっという間に1週間前の事になったけど、
初めてヤマブドウ(以前紹介した「ヤマソービニオン」はカベルネソーヴィニヨンとの交配種)ワインを試した。
欧州葡萄同様日本の野性葡萄でもまともなワインが作れるとの確信が得られたありがたいワインだった。




360 ml入りの緑のボルドー瓶入り。
品種は100%長野県松本平産ヤマブドウ。
アルコール度数12%。



山辺ワイナリー山葡萄2009ラベル(1/2)
山辺ワイナリー山葡萄2009ラベル(2/2)


ラベル。




色は濃くてくすんだ紫がかった赤で縁はピンクでクリア(澄明)。



におい(ノーズ)について。
強さは中庸から強い方で異臭や欠点は無くてきれい。
アロマ(においの要素)は複雑で菫、フローラル、ハーブ、メントール、ブラックベリー、ダークチェリー、李、シナモン、リコリス、西洋杉、土っぽさ、なめし革(徐々に強くなる)、ほんのりトリュフが穏やかな焦がしたオークをバックに感じられた。



味(パラット、palate)について。
アルコール感は低~中度。
ボディはミディアムからフルボディ。
樽は十分で酸は多い。
タンニンは細かく穏やかで苦味も穏やか。
ラベルの通り辛口。
バランスは酸が強いのに取れている。
フレーバーはかなり強い。
余韻は十分長い。
フレーバーはかなり複雑でブラックベリー、シナモン、ハーブ、李、チェリー、野生のベリー、土っぽさや(プレーンクラッカーのような)しょっぱさが穏やかな焦げたオークに支えられる。



コメント。
酸が強いのにバランスが取れている。
ワイン作りが良くできている(good winemaking practices)。
品種の個性は十分現れていないけどタンニンが良く出来ている(good tannin structure)。



普通のワインより酸が強いし値段も張るので珍しいまたはユニークなワインに興味のある方に勧められる。
ヤマブドウとカベルネソーヴィニヨンとの交配種であるヤマ・ソービニオンよりワインとしての完成度は高い。


ヤマソービニオン3本目(信州駒ヶ原ヤマソービニオン2008年)テースティングノート


今月10日昨日の日記に続いてヤマソービニオン3本目を試したので、
そのテースティングノートを紹介する。



今度のワインは信州駒ヶ原ヤマソービニオン2008年(昨日のワインの1年前のヴィンテージ)。
Japan Wine Competition (国産ワインコンクール) 2010の銅賞入賞。
720 ml入りの緑のボルドー風瓶入り。
ラベルによると6900本中4182本目。
本坊酒造信州ファクトリー製造、
長野県上伊那郡宮田村醸造。
長野県原産地呼称管理委員会認定。
品種は100%ヤマソービニオン。
アルコール度数12%。



信州駒ヶ原ヤマソービニオン2008 (1/3)


ラベル表。


信州駒ヶ原ヤマソービニオン2008 (2/3)


ラベル表(入賞シール込み)。


信州駒ヶ原ヤマソービニオン2008 (3/3)


ラベル裏。




最初にコメントを書くと、
2009年とは別物。
うまく酸化的に熟成している(上手に空気に触れさせながら醸造、熟成している)。
中級品のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの(ボルドー)ブレンドのようなワイン。
山葡萄系ワインにしては酸が控え目。
タンニンもよくできている(good tannin structure)。
入賞した理由が分かる気がする。
ただ、言い方を変えれば山葡萄系ワインの個性があまり出ていない。
ヤマソービニオンという品種の特徴は一体なんだろうと3本試して疑問に思った。



色について。
ルビーから赤で縁はピンク。クリア。



におい(ノーズ)について。
強さは結構強い。
きれいさは少々酢のような揮発酸(VA)があるけどきれい。
アロマは複雑な方で野菜臭さ、シナモン、煮たビート、生葉、李、煮たルバーブ、なめし革、土っぽさ、花(フローラル)が穏やかな埃っぽいオークに支えられ、後からトマトジュースが現れる。



味(パラット、palate)について。
アルコール感は低~中度。
ボディはミディアム。
樽は十分で穏やか。
酸は十分以上で新鮮。
タンニンは細かく穏やか。
苦味も穏やか。
辛口。
バランスは取れている。
フレーバーはかなり強い。
余韻は長い方。
フレーバーはかなり複雑で黒オリーブ、シナモン、生葉、野菜臭さ、李、土っぽさ、(プレーンクラッカーのような)しょっぱさ少々、醤油たれが穏やかな香ばしいオークに支えられる。



あとこの信州駒ヶ原ワインの上級品である「平沢畑」2010年も入手したが、
これは若いので後日楽しむとして、
続いて純粋な山葡萄ワイン2本をもうすぐ試す予定。



(2011.9.26)ラベルの画像を追加。

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